先週末は、大菩薩峠登ってきました。
２０５７m大菩薩嶺辺りからの景色は、快晴の天気にも恵まれ、まさに最高でした（こんなに高いところに登ったのは多分初めて）。
目の前左手奥には見事な富士山、そしてぐるりと連なる山並み、山脈、雲、日の光、青い空。日ごろなかなか眼にすることがないあまりにもワイドな景色。見れば見るほど、自然はなんとも奥深い。世界が拡がりました。
美味しい空気の中絶景に見とれること、およそ３時間。まるで天国にいるような気分でした。
一日目の夜は、生まれて初めて山小屋に宿泊。
丸川峠の丸川荘。http://www5.ocn.ne.jp/~touge17/
かなり古くてくつろげる作りかつ、夜はランプを灯して、雰囲気最高。
小屋番のおじさんも木彫りの作品を作ったり、特製のカレーライスがかなり美味しかったり、もう３０年近くも一人で小屋番をしているというとても興味深い人でした。
山小屋近くでなんとも美しいサンセットを見たあとは、山の夜の世界。
暗闇の中から、鹿の鳴き声が。
これがまた、聴いたことのないような美しく崇高な響きでした。
そして、半月の月明かりだけに照らされる世界。夢のよう。
自然の美しい景色を見るということは、改めて、なんとも素晴らしい体験ですねぇ。
それにしても、人工物のほとんどない景色の中で見る富士山は格別に格好良かった。ぜひ、また見たい。
